「何もない日」

なにもしない

これこそ極上の贅沢

なにも予定はないし

なにもする気もない

今日は何もない日

外には雨が降り

出掛けようと思う気を流していく

出掛けたくない

暗い部屋

電気なんかもつけたくない

部屋にはただ一つの明かり

水槽からもれる微かな明かりだけ

外も暗いのだ

雨雲に覆われ

暗雲で

そんな日に

電気なんか必要ない

今日は何もない日で

何もしない

これこそ極上の贅沢